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旗手怜央は日本代表で出番なくクラブ帰還…地元紙が見解「日本の損失だ。しかし…」

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MF旗手怜央

 日本代表はドイツ遠征2試合を終え、各選手たちは再びクラブに戻っていった。活躍が期待されながらも出番が回ってこなかったセルティックMF旗手怜央について、地元メディアが見解を述べている。29日、『セルティック・スター』が伝えた。

 昨冬からセルティックに加入し、鮮烈な活躍を残した旗手。今シーズンも引き続き好調を続けており、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でもMFルカ・モドリッチらを擁するレアル・マドリーを相手に奮闘を見せた。11月のカタールW杯メンバー入りを目指し、9月の代表活動にも招集。しかし、初キャップを獲得するかと期待されたが、出場することなく2試合を見守った。

 今回の代表活動を振り返り、セルティックの地元メディアは「森保一監督から再びお払い箱にされた」と旗手をフォロー。「R・マドリーのベテラン選手を相手に堅実なパフォーマンスを見せ、素晴らしいフォームを披露していたにもかかわらずだ」と所属選手が起用されなかったことに意見した。一方で「フラストレーションが溜まる一方だが、セルティックファンにとっては朗報といえるだろう」と見解を伝える。

 その理由について、多数の負傷者発生を挙げる。インターナショナルマッチウィークの間にFW前田大然を始め、FWギオルゴス・ギアクマキス、FWセアド・ハクシャバノビッチ、MFアーロン・ムーイ、MFデイビッド・ターンブル、DFグレッグ・テイラーらが怪我を負ったという。その中で旗手を温存できたというのは、ひとつメリットになったということになる。

 同メディアは「これは日本の損失であり、セルティックにとっては利益である」と冷静な視点で現状を見据えているようだ。

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