マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、不振に陥るDFハリー・マグワイアへの信頼を強調した。

　2019年夏にDF史上最高額でユナイテッドに加入したマグワイア。半年後には主将に任命された同選手だが、近年のパフォーマンスの低下は著しく、テン・ハフ監督就任後はベンチを温める機会が増える。

　クラブで厳しい立場に追いやられるマグワイアだが、イングランド代表では主力として9月のインターナショナルブレイクで2試合に出場。しかし、ドイツ戦では軽率なプレーからPKを与えたりと、解説陣やサポーターから厳しい目を向けられている。

　満足できるパフォーマンスを示せてはいないものの、ユナイテッドで主将を務め続けるマグワイアについて、テン・ハフ監督は30日のプレスカンファレンスで「私は彼のことを信頼しているから、彼のことを応援している」と話し、同選手への信頼を続けた。

「すべては彼次第だが、彼が乗り越えられると私は信じている。すぐにこの状況を変えるはずだ。私はそのことを確信している。彼はしっかりとトレーニングできているし、何よりもクオリティがある。彼のキャリアを見ればわかるが、イングランド代表としても50キャップを記録する」

「彼はレスターとマンチェスター・ユナイテッドで本当に良いパフォーマンスを見せてきた。彼に高いポテンシャルがあるということは君たちにもわかるはずだ」

　ただし、マグワイアは負傷のため、10月2日に予定されるマンチェスター・シティとのマンチェスターダービーを欠場することをテン・ハフ監督は明かしていた。

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