beacon

ベンゼマがまさかのPK失敗…離脱者が相次ぐレアル、オサスナとドローで開幕連勝ストップ&首位陥落

このエントリーをはてなブックマークに追加

戦列復帰を果たしたFWカリム・ベンゼマ

[10.2 ラ・リーガ第7節 R・マドリー 1-1 オサスナ]

 レアル・マドリーの開幕からの公式戦連勝は「9」で止まった。ラ・リーガ第7節が2日に開催され、暫定2位のレアルはホームで暫定7位のオサスナと1-1のドロー。リーグ開幕7試合目で連勝がストップし、前節終了時点での首位の座をバルセロナに明け渡した。

 今節は代表ウィーク明けの一戦。レアルは負傷から復帰したFWカリム・ベンゼマを約1か月ぶりにスタメン起用した一方、離脱中のFWルーカス・バスケスとMFルカ・モドリッチに加え、試合直前に左坐骨神経痛と診断されたGKティボー・クルトワを欠いて臨んだ。

 立ち上がりから攻め込む中で前半42分、右CKの流れから左サイドのFWビニシウス・ジュニオールがパスを受け、右足でクロスを供給。ゴール前のDFアントニオ・リュディガーやベンゼマには合わなかったが、直接ゴール右に吸い込まれ、先制に成功した。

 しかし、後半5分にオサスナDFウナイ・ガルシアが右サイドからクロスを入れると、ペナルティエリア内中央のFWキケ・ガルシアがリュディガーを背負いながらバックヘッド。これがGKアンドリー・ルニンの守るゴールを破り、1-1となった。

 レアルは追い付かれた後も猛攻を仕掛ける。後半31分にはMFエドゥアルド・カマビンガからの浮き球パスをボックス内中央のベンゼマが受け、後ろからDFダビド・ガルシアに押されて転倒。VARの結果、D・ガルシアにレッドカードが提示されるとともに、レアルにPKが与えられた。

 後半34分にPKキッカーを務めたのはベンゼマ。しかし、右足で打ったシュートはクロスバーを叩き、勝ち越しの絶好のチャンスを逃した。

 直後の後半36分には裏へ流れたボールにベンゼマが反応し、右足でネットを揺らすも、オフサイドの判定。その後も2点目が遠く、1-1でタイムアップを迎えた。

 レアルはラ・リーガ開幕からの連勝が6でストップ。前日に勝ち点19としたバルセロナに並んだものの、得失点差で2位後退となった。

 次節は5日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のシャフタール戦を挟んで8日に行われ、敵地でヘタフェと対決する。

●ラ・リーガ2022-23特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP