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吉田麻也は開幕全試合フル出場、シャルケはアウクスブルクに競り負ける「最低で勝ち点1を取らなきゃいけなかった」

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フル出場したDF吉田麻也

 ブンデスリーガは2日に第8節を行った。DF吉田麻也が所属するシャルケアウクスブルクと対戦し、2-3で敗戦。吉田は開幕から全試合フル出場を続けている。

 シャルケは前半9分、21分とFWエルメディン・デミロビッチに失点を食らうも、33分にFWシモン・テロッデが1点を返す。前半を1-2で折り返すと、後半18分にはMFトム・クラウスがシュートを決め切り、2-2と同点に追いついた。後半25分には吉田とFWメルギム・ベリシャが交錯。ベリシャに2枚目の警告が出て、退場処分となった。

 数的優位に立ったシャルケだが、後半32分にMFアンドレ・ハーンにヘディングシュートを決められ、再び勝ち越される。そのまま2-3で黒星を喫した。

 吉田は試合後、立ち上がりからの相手の攻撃をチームで予測しながら2失点を食らったことを明かし、「すべてのプランが崩れたところから始まった」と振り返る。「よく追いついたんですけど、2-2で一人退場になって前がかりになりすぎた。今日はホームで雰囲気もあってガンガン行けた分、カウンターのところで相手にスペースと時間を与えすぎてしまった。最低で勝ち点1を取らなきゃいけない試合だった」。勝ち急いだ結果の敗戦となった。

 数的優位に立てたにもかかわらず、相手を上回れなかった。吉田は「相手が一人少ないのなら逆で持って、空いているところから上げるとか。そういうアイデアがないからこそ、わかりやすい戦い方になる。その中でもチャンスは作れていたが、もっと効率的に行けたんじゃないかな」と悔しさをにじませた。

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