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セリエA史上初・女性主審がデビュー!!敗戦の指揮官も称賛「この日を忘れないだろう」

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セリエA初の女性主審

 セリエAは2日、第8節を開催。サッスオーロサレルニターナと対戦し、5-0で勝利した。

 この試合は歴史的なものとなった。というのも、セリエA史上初めて女性レフェリーが主審を務めたからである。担当したのはフェリエリ・カプティ氏。昨シーズンに2部・セリエBデビューをすると、コッパ・イタリアでは当時セリエAのカリアリ戦でも笛を吹いた。

 そしてついにセリエAデビューとなった今節。前半にPK判定をした際は抗議の声が上がったが、VARは判定をフォローした。その後特に問題なく捌ききったカプティ主審。試合後、現地メディアに「両チームのサポーターからとても温かい歓迎を受けた」と語り、歴史的な1戦を振り返った。

 主審に関して質問を受けたサッスオーロのアレッシオ・ディオニージ監督は「普段と同じように試合後握手をした。特別なこととされてしまうので語りすぎたくない。私にとっては女性の主審も一般的なことだ」とコメントし、レフェリーに性別は関係ないとの考えを述べた。また、敗れたサレルニターナのダビデ・ニコラ監督は「この日を忘れないだろう。彼女は良いパフォーマンスをしたが、我々はもっとできたはずだ」と称賛するとともに、チームのパフォーマンスに苦言を呈した。

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