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アルゼンチンリーグで警察が催涙ガス散布、サポーター大混乱でピッチに避難…負傷者も多数発生か

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アルゼンチンで催涙ガスによるパニック発生

 6日、アルゼンチン1部リーグのヒムナシア対ボカ・ジュニアーズの試合が催涙ガスの影響で中断。その後、試合中止が決定した。アルゼンチン紙『diariohoy』が伝えている。

 試合開始から10分足らずで騒動は起きた。同メディアによると、ヒムナシアの一部サポーターがスタジアムに入れず、スタジアム外で暴動を起こしたという。警察が暴動に対応するためゴム弾と催涙ガスを使用。ガスはスタジアム内にも入り込んでしまった。

 試合は直後に中断され、その後延期が決定した。選手や審判、サポーター、警備員らはピッチ内に入り込み、パニック状態となった。負傷者が発生している可能性も高いという。

 アルゼンチン『ESPN』では、ヒムナシアの選手レオ・モラレスの直後のインタビューを伝えており、「私の2歳6か月の子どもも息ができない状態だった」と緊迫した様子を語っている。

 今月1日には、インドネシアリーグで観客125名が死亡する大惨事が発生。警察官が暴動を鎮圧するために発射した催涙ガスがパニックの要因になったと批判が挙がっていた。

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