[10.8 PL第10節 マンチェスター・C 4-0 サウサンプトン]

　プレミアリーグは8日、各地で第10節を開催した。2位マンチェスター・シティは本拠地・エティハドスタジアムで16位サウサンプトンと対戦。4-0で快勝した。

　今季開幕からここまで無敗、2連勝中のマンチェスター・Cと3連敗中のサウサンプトンの一戦。ホームチームは、リーグ戦14得点中のFWアーリング・ハーランドをターゲットに攻撃を仕掛ける。また、DFジョアン・カンセロが左サイドから効果的なボールを供給し、相手の脅威となった。

　前半14分には、左サイドのFWフィル・フォーデンから鋭いボールが入ると、ハーランドが一瞬のスピードでマークを剥がし、ゴール前でフリーに。しかし、シュートはゴール左のポストに直撃し、先制点とはならなった。

　それでも、前半20分にマンチェスター・Cが試合を動かす。ハーフライン付近でボールを受けたカンセロが左サイドを持ち上がると、そのままボックス内に侵入。シュートフェイントで切り込み、サイドは左足で流し込んだ。

　その後は、MFケビン・デ・ブライネを起点にハーランドとフォーデンがゴール前で好機を迎えるも、サウサンプトンが体を張ってゴールを死守。追加点を与えない。

　ただ、サウサンプトンの防戦一方状態は変わらず。前半32分には、デ・ブライネのパスをペナルティーエリア内で受けたフォーデンが、飛び出してきたサウサンプトンGKギャビン・バズヌの頭上を突く左足チップキックでフィニッシュ。リードを広げた。

　2点リードで前半を折り返したマンチェスター・Cは後半開始早々に追加点。同4分、ペナルティーエリア手前やや左からMFロドリがボールを入れると、右サイドから入ってきたFWリヤド・マフレズが左足ボレーで流し込む。重要な時間帯での得点で後半も主導権を握った。

　マンチェスター・Cは後半18分、デ・ブライネのスルーパスにハーランドが抜け出し、GKと一対一を迎えるも、バズヌが良いタイミングで飛び出し、ボールを処理。味方の反撃を待つ。

　しかし、その反撃がないまま後半20分。ついにハーランドがゴールネットを揺らした。デ・ブライネとのワン・ツーで左サイドを崩したカンセロがマイナス方向にクロスを送ると、そこにハーランド。ゴール左に突き刺し、今季リーグ戦15ゴール目を決めた。

　試合は終始マンチェスター・Cペースで進むと、GKエデルソン・モラエスら守備陣もサウサンプトンを完封。攻守に相手を圧倒し、4-0で勝利を収めた。

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