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レアルがミリトンのヘディング弾でヘタフェ撃破&暫定首位! 決定力に課題もアンチェロッティ「非常に満足」

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レアルがヘタフェに1-0で勝利

[10.8 ラ・リーガ第8節 ヘタフェ 0-1 R・マドリー]

 ラ・リーガ第8節が8日に行われ、2位レアル・マドリーは敵地で14位ヘタフェに1-0で勝利した。リーグ戦では今季初のクリーンシートを達成し、2試合ぶりの白星。暫定で同勝ち点のバルセロナを抜き、首位に浮上している。

 2日の前節オサスナ戦(△1-1)で開幕からの公式戦連勝が「9」で止まったレアル。同試合の前に左坐骨神経痛と診断されたGKティボー・クルトワが引き続き欠場となったほか、コンディションを考慮してFWカリム・ベンゼマもメンバー外となった。

 攻守の要を欠くレアルだったが、前半3分に先制する。左CKから先発復帰のMFルカ・モドリッチが右足でクロスを入れると、ニアのDFエデル・ミリトンがヘディングで押し込んだ。同選手にとっては、これが今季の公式戦初ゴールとなった。

 レアルはリード後もヘタフェを押し込み、チャンスを量産する。前半41分にはペナルティエリア内左に切れ込んだFWビニシウス・ジュニオールが倒され、PKの判定。しかし、VARの結果、その前のドリブルでボールがタッチラインを割っていたとして取り消された。

 1-0で前半を折り返し、後半も再三ゴールへ迫るレアル。後半12分にはFWロドリゴ・ゴエスがネットを揺らすも、VARを経てオフサイドを取られる。その後も2点目が遠かった一方、守備では相手に反撃を許さず、1-0で逃げ切った。

 これでラ・リーガ開幕8試合負けなし(7勝1分)とし、暫定首位に浮上。11日にアウェーで開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループF第4節シャフタール戦を挟み、16日にはホームでバルセロナとのエル・クラシコを迎える。

 クラブ公式ツイッター(@realmadridjapan)によると、カルロ・アンチェロッティ監督は「チームは良いプレーをしていたと思うし、勝利に値した。もっと得点を決めるチャンスはあったが、無失点に抑えたし、いい面はたくさんあった。試合をうまくコントロールしていた。決定力の面はあまり良くなかったが、非常に満足している」とポジティブにコメント。完封に貢献したDFアントニオ・リュディガーは「オサスナと引き分けた後、チームは多大な尽力を見せたと思う。クリーンシートで終えることができた。もう次の試合のことを考えているよ」と話した。

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