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得点王サラーを封印した冨安の“四次元”ポケット…デュエル&空中戦勝利数、リカバリー数、タックル数でチーム最多に

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DF冨安健洋が活躍

[10.9 プレミアリーグ第10節 アーセナル 3-2 リバプール]

 DF冨安健洋は左サイドバックで先発すると、FWモハメド・サラーを封印した。現地のツイッターでは「冨安がサラーをポケットに封印した」と日本人DFを絶賛。冨安はこの試合4つのスタッツでチーム最多を記録した。

 アーセナルはマンチェスター・シティとの首位争いを演じる中、強敵リバプールと対戦した。今季初スタメンとなった冨安は、主戦場ではない左サイドバックで起用される。マッチアップしたのは昨季のプレミアリーグ得点王サラーだったが、日本代表DFは的確に間合いを詰め、ボール奪取。エミレーツ・スタジアムからは大きな歓声が上がった。

 2-2と接戦が続く中、冨安に苦しめられたサラーは後半24分に途中交代。アーセナルはMFブカヨ・サカがPKを沈め、3-2で勝利を手にした。

 冨安はフル出場で勝利に大きく貢献した。クラブ公式ツイッターによると、冨安は4つのスタッツでチーム最多数を記録したという。デュエル勝利数、空中戦での勝利数、ボールのリカバリー数、タックル数の4つだ。

 ミケル・アルテタ監督は今回の左サイド起用について「日本代表でも左CBでプレーしていたし、試合を観る限り左サイドバックでもプレーできると思った。左利きなのか、右利きなのかわからなくなってきたね」と語っている。

 本来の右サイドではなく左サイドでも、遜色ないどころか世界トップクラスの数字を残した冨安。クラブでの定位置争いやワールドカップでの活躍にもさらなる期待が集まっている。


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