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イニエスタ「あと1年日本でプレーする。将来的には監督やスポーツディレクターとしてバルセロナに復帰したい」

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将来について言及したMFアンドレス・イニエスタ

 ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、将来的に古巣バルセロナに復帰する考えを口にしている。

 イニエスタはイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』とのインタビューで、将来のビジョンについてコメント。神戸と結ぶ2023年までの契約をまっとうした後のことは不明としながらも、現役を引退した後にはバルセロナに帰還することを望んでいるようだ。

「あと1年、日本で続ける。その後のことはあとで分かるだろう。自分の家であるバルサに戻りたいけど、どういった形になるのかは分からない。監督、スポーツディレクターととか、どういった役割になるのかはね。いずれにしても、僕がすべきは練習に取り組むことにほかならない。現時点では、自分のことを選手と感じ続けているからね。」

「引退した後も尽くしたクラブで続けられるならば素晴らしい。でも、そのための適切な条件がなくてはいけないよね。『何もしないけど復帰させてくれ』なんて言ってはダメだ」

 イニエスタはまた、元チームメイトのシャビ・エルナンデス監督が率いる、現在のバルセロナについても私見を述べた。

「離れたところから見ていると、バルセロナの周囲には感情的な不安定さがあるように思える。勝れば自信になるわけだけど、迷いが生じるためには一敗でもすれば十分なんだ。僕が思うに、バルサは素晴らしいスタメン、とても完璧な陣容を見つけている。シーズンの初めからその仕事ぶりは素晴らしいもので、自信と期待を持って続けなくてはいけない。それが簡単に失われるようなことがあってはならないんだ」

 バルセロナの現在の両インサイドハーフ、MFガビとMFペドリには大きな期待を寄せている様子だ。

「セルヒオ(・ブスケツ)はフットボール史の中でも最高のキャリアを歩んでいる。ガビとペドリは彼のそばで多くのことを学べるはずだ。とても若いあの2人には、素晴らしい現在と極上の未来がある。ガビとペドリは本当に自然に、簡単にプレーしているようだ。重圧を感じているようには思えない」

「でももちろん、彼らはシャビと僕みたいに確信を持たなくてはいけない。フットボールは彼らの中にこそあるし、ピッチ常で苦しんだり、責任から逃れたりしてはいけない。まあ、彼らは楽しんでいるように見える。それは自分の中に持っているか持っていないか、というものなんだ」

 イニエスタはその一方で、パリSGFWリオネル・メッシがバルセロナに復帰する可能性を問われ、こう返している。

「離れたところから見ていて、難しいと思う。でもフットボールは、先が決して読めないものだ」

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