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鎌田大地がPK2発!! 味方の蹴り直しでキッカー奪取、今季9試合出場でキャリアハイ6ゴール

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MF鎌田大地がPKから2ゴール

[10.15 ブンデスリーガ第10節 フランクフルト 5-1 レバークーゼン]

 ブンデスリーガは15日、第10節を各地で行い、MF鎌田大地とDF長谷部誠所属のフランクフルトレバークーゼンを5-1の大差で下した。ボランチの一角で先発した鎌田は味方の蹴り直しを機にPKキッカーを任されると、2度のPKを決めて2ゴールの大活躍。UEFAチャンピオンズリーグのトッテナム戦で負傷交代した長谷部はメンバー外となった。

 試合が動いたのは前半アディショナルタイム2分だった。フランクフルトはペナルティエリア左で仕掛けたFWイェスパー・リンドストロームが相手DFに倒されてPKを獲得すると、MFエリック・エビンベのキックは相手GKルーカス・フラデツキーがストップ。だが、ここでVARが介入すると、キックの際にフラデツキーがゴールラインを離れていたとして、蹴り直しが宣告された。今度はキッカーは鎌田。ゴール右に冷静に沈め、先制点を奪った。

 すると後半は大きくスコアが動く展開となった。まずは11分、レバークーゼンがMFケレム・デミルバイのFKからDFピエロ・インカピエがヘディングシュートを突き刺して同点。それでも同13分、フランクフルトは左サイドで鎌田のパスを受けたMFクリストファー・レンツのクロスをFWランダル・コロ・ムアニが頭で決め、瞬く間に勝ち越しに成功した。

 さらに後半20分、フランクフルトは相手のクリアミスを拾ったリンドストロームが抜け出し、華麗なループで決めて追加点。そして同25分、コロ・ムアニがペナルティエリア内でインカピエのファウルを受け、2枚目のイエローカードを誘うと、このPKを鎌田が左に決めてさらにリードを広げた。

 鎌田はこれで今季早くも6ゴール目。2020-21に記録した自身のキャリアハイ5得点を今季9試合目の出場にして早くも更新した。数的優位のフランクフルトはなおも止まらず、後半41分にはFWルーカス・アラリオがチームの5点目を記録。鎌田は同42分に交代し、そのまま5-1で圧勝した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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