ウエスト・ハムウィメンの林穂之香がアストン・ビラウィメン戦で決勝ゴールを挙げて勝利に貢献した。

　15日に行われたFA女子スーパーリーグ第4節でウエスト・ハムは敵地でアストン・ビラと対戦。林はリーグ戦2試合ぶりに前線の一角として先発出場し、清水梨紗も右サイドバックでスタートからピッチに立った。

　今シーズンのリーグ戦2勝目を目指すウエスト・ハムは、開始2分にCKからダグニー・ブリニャルスドッティルが得点を挙げて先制する。そして14分、林がチームに追加点をもたらす。

　ペナルティエリア内左でビビアン・アッセイからの落としを受けた林は、丁寧にコントロールして左足を振り抜く。低い弾道のシュートは相手GKの股を抜き、ネットを揺らした。今夏にスウェーデンのAIKからウエスト・ハムに加入した同選手にとって、これが待望の公式戦初ゴールになった。

　2-0とウエスト・ハムのリードで折り返した後半、林は58分に途中交代。試合はその後、77分にアストン・ビラに1ゴールを許し、さらに終盤にはハワ・シソコの退場により数的不利になるも、ウエスト・ハムはこのまま2-1で逃げ切った。