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34歳ベンゼマがバロンドール初受賞!「小さな頃からの夢」「全てのファンのためのバロンドールだ」

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FWカリム・ベンゼマがバロンドールを初受賞

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が創設した世界年間最優秀選手に贈られる賞『バロンドール』の表彰式が17日にパリで開催され、レアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマが34歳で初受賞を果たした。

 レアルの選手としては2018年のクロアチア代表MFルカ・モドリッチ以来8人目、フランス人としては1998年のジネディーヌ・ジダン氏以来5人目となる。また、2位は今夏にリバプールからバイエルンに移籍したセネガル代表FWサディオ・マネ、3位はマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだった。

 史上最多7度のFWリオネル・メッシ(パリSG)に次ぐ5度の受賞を誇るFWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・U)がレアルに在籍していた頃は引き立て役に回ることも多かったベンゼマだが、近年は攻撃の絶対的中心として君臨。昨季はラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で得点王に輝く活躍を見せて両方の優勝に貢献し、2022年のバロンドール受賞が有力視されていた。

 クラブ公式サイトによると、ベンゼマは表彰式で「この賞を受賞できたことは誇りであり、小さな頃からの夢だった」と喜びを語り、レアル、代表チーム、古巣リヨンのチームメイトやスタッフ、そして家族に対して感謝のコメント。その上で「これは個人賞だが、チームのための賞でもある。僕にとってこれはみんなのため、そして全てのファンのためのバロンドールだ」と述べた。

 なお、レアルではベルギー代表GKティボー・クルトワも最優秀GKに贈られるヤシン・トロフィーを受賞。21歳以下の最優秀選手に贈られる“若手版バロンドール”のコパ・トロフィーにはバルセロナのスペイン代表MFガビ、ゲルト・ミュラー賞には今季バイエルンからバルセロナに移籍したポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、クラブ・オブ・ザ・イヤーにはシティが選出された。

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