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メッシ、投資を始める「ワクワクしている」

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FWリオネル・メッシは投資に意欲的

 11月開幕のカタール大会が最後のW杯と明言したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。今後は経済的な将来性を確保するための動きを見せている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 稀代のスター、メッシも35歳となり、サッカーキャリアも終盤となった。依然として世界最高峰の技術を見せているが、カタールW杯後はアルゼンチン代表としての活動からも一線を退く意向を語っていた。

 今後は投資にも意欲的だ。メッシは19日に世界中のスポーツ、メディア、テクノロジーに投資する持株会社を設立することを発表した。カリフォルニア州サンフランシスコのシリコンバレーを拠点とし、「プレイ・タイム・スポーツテック・ホールド・コーポレーションLLC」と名付けられたこの会社は、現在メッシの主要な投資手段となっている。

 同社は、プロチームへの投資や新興企業の創業支援など、サッカー技術に関連するさまざまな機会を探っていく予定。メッシは興奮を隠せない様子で「シリコンバレーに根を下ろすことができ、とても嬉しく思っている。そして、プレイタイムが世界中の大胆な起業家たちとコラボレーションできることにワクワクしている」と語った。

 会社の運営はグラフ・ベンチャーズのパートナーであるラズミグ・ホバギミアン氏と、投資銀行コード・アドバイザーズLLCの創業パートナーであるマイケル・マルケス氏が、特別顧問として会社を運営する予定だという。ホバギミアン氏は、メッシの会社が投資しているサッカーベンチャー「マッチデイ・コム」の共同創業者でもあり、カタールW杯開幕前に立ち上げる準備をしているなど、このプロジェクトを担当するために必要な経験を備えている。

 ホバギミアン氏は声明で「2017年にレオとメッシ一家に会ったときから、彼らの未来へのビジョンが大胆であることはすぐに見て取れた」とコメント。また、ファミリーがピッチ内外で直接的かつ永続的な影響を与え続けたいと考えていることを明らかにした。

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