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”ベンゼマ恐喝事件”の被害者バルブエナ、ベンゼマのバロンドールを祝福「彼はバロンドールに値する」

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元フランス代表MFマテュー・バルブエナ

 元フランス代表MFマテュー・バルブエナが、バロンドール授賞式でのカリム・ベンゼマの受賞に反応したようだ。

 17日、バロンドールの授賞式が行われ、今年のバロンドールに輝いたベンゼマ。2021-22シーズン、ベンゼマはリーグ戦32試合で27ゴール12アシスト、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では12試合に出場し15ゴール2アシストを記録と、どちらでも得点王で優勝に貢献していた。

 バルブエナとベンゼマは切っても切れない関係性を持つ。2015年秋、当時フランス代表のチームメイトであったヴァルブエナを“セックステープ”をもとに恐喝した事件に関与したとして、ベンゼマはフランスの警察当局に逮捕。その後6年にも及ぶ裁判沙汰にまで発展していた。

 この事件を受け、ディディエ・デシャン監督は、昨年に復帰を果たすまで、ベンゼマの代表追放を決断していた。

 ベンゼマの先日のバロンドール受賞について『90 Football』のインタビューに応じたバルブエナは「僕は彼のために喜んでいるよ。彼はそれに値するんだ。人生、正直でなければならない。僕サッカーとそうでないものの区別は、いつもできているから」と、ベンゼマの受賞を喜び、以下のように続けた。

「彼は並外れたシーズンを送った。レアル・マドリーようなクラブで何年もプレーし、良いパフォーマンスをしていれば、彼がそれに値しないというのは、僕は客観的な見方が出来ていないことになるよ。バロンドールにこれほど多くの注目が集まったのは久しぶりだね」
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