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ビルバオ戦に臨むバルセロナ、シャビ「デンベレには1対1でのドリブルを義務づけている。たとえ規律が乱れようともね」

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バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナは23日にラ・リーガ第11節、本拠地カンプ・ノウでのビルバオ戦に臨む。前日会見に出席したシャビ・エルナンデス監督は、ローテーションを駆使しながら、インテンシティーの高いビルバオと競い合う考えを口にしている。

「戦術的に彼らはビジャレアルとは異なる。まあ、私たちは私たちのことに集中しようじゃないか。(スタメンは)変えるよ。相手はフィジカル的で、激しいチームだからね。自チームに変化は加えたいと思っている。今日はどう攻めて、守るかを映像で確認したんだ」

「激しい試合になると思う。彼らは強敵だし、ボールを失った後にハイプレスがアグレッシブだ。バルベルデはマルセリーノより攻撃的な監督と言えるし、私たちを締め上げてくるだろう。バルベルデについては、ここバルセロナで成し遂げたこと含めて敬意を持っている」

「ビジャレアル戦勝利で少し安堵しているか? 緊張感は絶え間なく存在している。私たちはバルサであり、いつだって競争的で勝たなくてはいけなのだから。明日、私たちは再び素晴らしい相手と試合をする。明日も勝たなくてはいけない」

「ローテーションについて? ここにはレギュラーも控えも存在しない。いるのはバルセロナの選手たちだけであり、全員が明日の試合に焦点を合わせている。私たちは黄金の勝ち点3を競い合い、それをホームに残さなくてはならない」

 シャビ監督はまた、前節ビジャレアル戦でDFマルコス・アロンソをセンターバックとして起用した理由も説明。チームにいない左利きのセンターバックがほしかったようだ。

「フィジカル、デュエルの強さももちろん重要で、左利きで良い組み立てのパスを出せる。1対1でのアグレッシブさもあるね。そのためにこの前はセンターバックとして起用した。本職ではなかったが、並外れていたよ」

 加えて、ビジャレアル戦ではMFセルヒオ・ブスケツの代わりにアンカーとして起用したMFフレンキー・デ・ヨングにも触れている。

「ポテンシャル的にはインサイドハーフだと思うが、守備もとても良いね。攻撃面は違いを生み出せるレベルにあると思うし、この前は本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」


「彼は重要な存在にならなければならない。私は好きな選手だし、凄まじいポテンシャルを秘めている。彼は正面切って進むフットボールの方が合っているようだ」

 そのほかFWウスマン・デンベレについては、その突破力に大きな信頼を寄せているようだ。

「彼は唯一無二の才能を有している。サイドで突破力があり、まあボールを奪われればこちらの規律が乱れてしまうわけだが……しかし1対1ではドリブルを仕掛けるよう義務づけている。とはいえ、チーム全体の考え方は一選手だけに依存しているわけではない」

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