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久保建英のスーパーゴールがVARで取消しに…ソシエダの公式戦連勝8でストップ

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審判に抗議するMF久保建英

[10.22 ラ・リーガ第11節 バジャドリー 1-0 ソシエダ]

 ラ・リーガは22日、第11節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダバジャドリーに0-1で敗れた。前節までクラブ史上初の公式戦8連勝が続いていたが、ここで連勝はストップ。久保は前半45分、圧巻のステップワークからスーパーゴールを突き刺したかと思われたが、VARによって直前に味方のファウルがあったと判定され、今季3点目は幻に終わった。

 試合は立ち上がりからバジャドリーが優勢を保った。前半11分、MFモンチュの浮き球パスがそのままゴールに入ってネットを揺らした場面はMFオスカル・プラノのファウルが取られてVARレビューでゴールが取り消されたが、同16分、最終ラインに落ちたモンチュのロングフィードにFWセルヒオ・レオンが抜け出し、冷静にDFを背負いながらのシュートで先制点を奪った。

 徐々にペースを取り戻していったソシエダだったが、前半45分、積極的なシュート姿勢を見せていた久保が結果を出した。MFマルティン・スビメンディが中盤でボールを奪い、DFディエゴ・リコ、MFブライス・メンデス とつないだパスを久保が敵陣左ハーフスペースで受けると、細かいステップワークで相手をかわし、ペナルティエリア外で左足を一閃。自らシュートコースを作り出してからの見事な弾丸シュートでニアポスト脇に突き刺した。

 久保はコーナーフラッグに向かって滑り込むゴールパフォーマンスで爆発的な喜びを表現。ところがその直後、主審がオン・フィールド・レビューを実施した結果、ゴールは取り消される。中盤でスビメンディがボールを奪った際、相手にファウルがあったとの判定。久保のスーパーゴールは幻となり、呆然とした表情を浮かべていた。

 ゴールが認められなかった久保は後半29分、連戦の影響もあってかMFパブロ・マリンと交代。ソシエダは同38分、敵陣で相手をかわしたパブロ・マリンのパスにMFジョン・カリカブルが反応し、折り返しをスビメンディが押し込んだが、これもカリカブルにオフサイドがあったとしてVARレビューで取り消しに。試合はそのままタイムアップを迎え、ソシエダが9試合ぶりの黒星を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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