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指宿洋史が今季2回目の退場…も、協会が“誤審認定”し次節出場可能に

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レッドカードを提示されたFW指宿洋史

 アデレード・ユナイテッドFW指宿洋史は23日、オーストラリア・Aリーグ第3節シドニーFC戦に先発出場。前半40分にスライディングでボールへのプレーを試みると、足裏で相手選手に過剰な力を用いてタックルしたと判定され一発退場に。VARも判定をフォローした。

 リーグ開幕前のカップ戦でもスライディングタックルで退場処分を受けた指宿。試合後に自身のツイッター(@Hiroshiibusuki)で、「皆さんの考えを知りたい」と当該シーンの動画を投稿した。

 『FOXスポーツ』によると、今回の判定には多くの意見が出たようだ。アデレード・Uのカール・バールト監督は「人々を不快にするような判定。リーグに所属する全員が説明を求めるだろう。今回の判定がスタンダードなら、我々は11人で試合を終えられない」とコメント。

 相手監督は「自分がアデレード・Uの立場だったら厳しい判定と言うだろう」と見解を述べ、相手OBのアレックス・ブロスケ氏も「今までで最悪のレッドカード判定の1つ」と判定への不満を伝えた。

 今回の判定に対して、アデレード・Uは協会に異議申し立て書を提出したと報告。協会は独立した組織“マッチレビュー委員会”が判定検証を行い、必要に応じて追加発表を行うとした。

 そして24日、協会は検証結果を公表。全会一致でレッドカード判定は誤りだと判断。指宿は次節の出場が可能となり、シドニーFC戦での退場記録も削除された。

 指宿は同SNSで「今回の決定にとても満足しており、週末のホームゲームが待ちきれない。スタジアムで会いましょう」と伝えた。

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