ボーフムのトーマス・レイス監督が、負傷離脱中の日本代表FW浅野拓磨について言及した。クラブ公式サイトが3日に伝えている。

　5日に行われるブンデスリーガ第13節・ドルトムント戦前の記者会見に出席したレッチュ監督。1日にカタールW杯を戦う日本代表に選出された浅野について聞かれると、「(12日の)アウクスブルク戦で、タクマがメンバーに入るかもしれない」とW杯前の実戦復帰を示唆。そうしたうえで、次のように現状を説明した。

「リハビリが順調に進んでいるようでなによりだ。私たちの医療部門は非常に良い仕事をしている。彼は絶対的なトッププロであり、彼がワールドカップに出場することを嬉しく思っている。母国代表としてW杯でプレーすることは、特別なことであり、大きな名誉だ」

　9月10日のブンデスリーガ第6節・シャルケ戦で右膝内側側副靭帯損傷の大怪我を負った浅野。11月20日開幕のカタールW杯に照準を合わせ、ここまで保存療法で治療を続けていた。そして、森保一監督はW杯に臨む日本代表メンバーに浅野を選出。大会前での実戦復帰は、日本代表としても朗報になるだろう。

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