beacon

引退ピケの花道を飾る! バルセロナがアルメリアに2-0勝利で4連勝&暫定首位

このエントリーをはてなブックマークに追加

引退を表明したDFジェラール・ピケ

[11.5 ラ・リーガ第13節 バルセロナ 2-0 アルメリア]

 ラ・リーガ第13節が5日に行われ、2位バルセロナは本拠地カンプ・ノウで13位アルメリアを2-0で下した。これでリーグ戦4連勝。7日にゲームを行う勝ち点1差のレアル・マドリーを抜き、暫定首位に立った。

 バルセロナはシーズン中の現役引退を表明したDFジェラール・ピケをキャプテンとして先発起用。選手たちはピケの3番のユニフォームを着て入場し、ピッチには「永遠の3番」を意味する「SEMPR3」の巨大なバナーが設置された。

 レジェンドを勝利で送り出したいバルセロナは開始からボールを支配して攻め込む。前半5分には右サイドのDFアレックス・バルデのクロスからFWフェラン・トーレスが頭で合わせると、DFカイキーの手に当たり、VARを経てPKを獲得する。

 前半7分にPKキッカーを務めたのはFWロベルト・レバンドフスキ。しかし、右足で枠の左を狙ったグラウンダーのシュートはポストに当たり、ゴールラインを割った。

 その後も得点を挙げられずにいると、前半28分にMFフレンキー・デ・ヨングからピケへの横パスがFWラージー・ラマザニにカットされ、ドリブルからGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとの1対1というピンチに陥る。だが、ラマザニのシュートは前に寄せたテア・シュテーゲンが冷静にブロックし、スコアレスで前半終了となった。

 アルメリアの守備に苦戦していたバルセロナは、ハーフタイム明け早々に均衡を破る。後半3分、自陣中央のMFセルヒオ・ブスケツが右サイド前方へロングフィード。走りながらペナルティエリア右脇で受けたFWウスマン・デンベレが中央へ切れ込み、左足でゴール左に流し込んだ。

 後半17分にはDFジョルディ・アルバがペナルティエリア左角付近から左足でクロスを供給。投入直後のFWアンス・ファティのシュートはGKフェルナンドに止められるも、こぼれ球をデ・ヨングが右足で蹴り込んだ。

 2-0とリードを広げると、後半40分にピケがDFアンドレアス・クリステンセンと交代。観客からスタンディングオベーションが送られる中、ピケは選手やスタッフと抱き合いながらベンチに退いた。

 試合はそのままタイムアップ。バルセロナがピケの花道を飾り、4連勝で暫定首位に浮上した。

●ラ・リーガ2022-23特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP