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ブライトン躍進の鍵は三笘薫? 地元記者「他の選手と違う。欧州大会への扉を開けてくれるかも」

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ブライトンMF三笘薫

 ブライトンで評価を高める日本代表MF三笘薫について、英『BBC』が称賛の声を伝えている。

 今季からブライトンに合流した三笘。シーズン序盤は慎重な起用が続いていたが、ロベルト・デ・ゼルビ監督就任後は出場機会が増加。初先発を飾ったプレミアリーグ第14節のチェルシー戦(4-1)で加入後初アシストを記録すると、続く第15節のウォルバーハンプトン戦(3-2)では初ゴールをマークし、90分を通して圧巻のパフォーマンスを見せた。

 そんな日本代表ウインガーには賛辞の声が相次いでいるが、『WE ARE BRIGHTON』などで執筆するスコット・マッカーシー記者が『BBC』でその特徴を分析している。

「過去3シーズンのブライトンを定期的に追っている人であれば、チーム最大の問題があまりにも予測できてしまうことであるとわかるはずだ。試合に勝つ方法がパス、パス、パスしかなかったのだ。このポゼッションへの執着で相手を崩せない時、他に打開策がなかった」

「ブライトンが必要としていたのは、ボール保持を補完しつつ、複数の方法で相手DFを切り裂くような異なる種類の脅威だった。横パスを選ぶのではなく、仕掛けることをいとわず、素早くトリッキーな選手だ」

「だからこそデ・ゼルビが三笘をスタメンに選んだことは、大きな反響を呼んだ。彼は他のブライトン選手とは全く違う」

 そして、2016年~2020年までブライトンで活躍し、プレミアリーグ初昇格の立役者となったアントニー・クノッカールと比較し「サポーターから批判されることはないだろう」と指摘。「クノッカールとの契約は、ブライトンが新たなレベルに進むための鍵となった。三笘は、プレミアリーグの舞台で同じことをしてくれるポテンシャルがある。トップ7、そして欧州大会への扉を開けてくれるかもしれない。もちろん、チェルシーがその前に買い取らなければ、だが…」とし、躍進のために必要な選手であると評価している。

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