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ナポリ、主力キム・ミンジェの来夏の流出を警戒…73億円の契約解除条項削除を検討か

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ナポリ所属のDFキム・ミンジェ

 ナポリは、韓国代表DFキム・ミンジェの来季の慰留を目指し、契約解除条項の削除を検討している。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が7日に伝えている。

 キムは今夏、チェルシーへ移籍したDFカリドゥ・クリバリの後釜としてフェネルバフチェからナポリへ加入。ルチアーノ・スパレッティ指揮下ですぐさまレギュラーに定着すると、ここまで公式戦18試合に出場して2ゴールをマークし、セリエA無敗で快走するチームの主力として活躍を見せる。

 同じく今夏に加入したジョージア代表の新星FWフビチャ・クバラツヘリアとともに、セリエAで評価がうなぎ登りのキム。9月にはレーガ・セリエAの月間MVPを受賞したほか、10月にはイタリアサッカー選手協会(AIC)の月間MVPに選出された。

 ナポリはそんな韓国代表DFを来季もチームに引き留めるべく、契約の修正を検討している。現行の契約では、イタリア国外のクラブからのオファーに限り有効な契約解除条項が設定されており、来年7月1日から15日までの間、約5000万ユーロ(約73億円)のオファーが届けば、ナポリは売却に応じなければならない。

 アウレリオ・デ・ラウレンティス会長率いるクラブは、もはや新生ナポリの守備の要となったキムの流出を回避するため、契約解除条項の削除を目指して取り組んでいるという。今後の動向は注目されるところだ。

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