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ソシエダ久保建英が負傷明けの一戦で存在感! 現地メディアからは最高評価「一番攻撃をした選手」

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存在感を示したMF久保建英

[11.9 ラ・リーガ第14節 セビージャ 1-2 ソシエダ]

 ラ・リーガ第14節が9日に行われ、日本代表MF久保建英の所属するソシエダはアウェーでセビージャに2-1で勝利した。ベンチスタート久保は味方のアクシデントにより、前半10分に途中出場。攻撃で存在感を示し、リーグ戦4試合ぶりの白星に貢献した。

 左肩脱臼で直近の公式戦3試合を欠場していた久保。立ち上がりにFWカルロス・フェルナンデスが負傷し、前半10分に早くも出番が訪れた。

 4試合ぶりの出場を果たした久保は前半19分、裏抜けから惜しいシュートを放つ。直前のオフサイドを取られたものの、投入から積極性を見せると、ソシエダは前半20分に先制した。

 センターサークル内に降りた久保の落としから攻撃を作り直し、MFミケル・メリノのスルーパスにFWアレクサンデル・セルロートが反応。左足でループシュートを決め、1-0とした。

 すると前半28分にMFイバン・ラキティッチ、同34分にDFタンギ・ニアンズと、セビージャが立て続けに退場者を出す。

 前半36分にはメリノのスルーパスからMFブライス・メンデスが追加点を奪取。ソシエダは同44分に失点を喫しながらも、9人のセビージャにそれ以上の反撃を許すことなく、2-1で逃げ切った。

 久保は得点やアシストこそなかったが、個人技からのラストパスやシュートでソシエダの攻撃を牽引。スペイン『エル・デスマルケ』のバスク州ギプスコア県版では、チーム最高点となる「8」の評価が与えられ、「彼は怪我から復帰し、いつものように積極的に攻撃を行った。彼は何度もシュートを試みた。一番攻撃をした選手だった」と称えられた。

 ラ・リーガは今節を終え、W杯中断期間に入る。久保は怪我の状態が懸念されていた中、好感触を得て本大会を迎えることになった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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