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ブライトン三笘薫の“カード要求行為”にプレミアリーグFWが持論「マインドゲームだけど、あれは不快」

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倒された瞬間にカードを要求したMF三笘薫

 プレミアリーグでプレーするカラム・ウィルソンとマイケル・アントニオは、ブライトン三笘薫の振る舞いについての持論を展開した。

 5日に行われたウォルバーハンプトン戦に先発出場した三笘。2-2と試合を振り出しに戻す移籍後初ゴールをマークした後の前半アディショナルタイム、同選手は敵陣ペナルティエリアの僅かに外側でネルソン・セメドに倒されてFKを獲得した。倒された直後、三笘はレフェリーのグラハム・スコット氏に対してレッドカードを出すように要求する仕草を行っている。この影響があったかどうかは定かではないが、セメドはレッドカードを提示されて一発退場になった。

 この三笘のジェスチャーについてはさまざまな意見が出ており、ウエスト・ハムのアントニオとニューカッスル・ユナイテッドのウィルソンは、『Footballer's Football Podcast』の中で意見を交わした。

 アントニオは「ヨーロッパではよくあることだけど、プレミアリーグではほとんど目にするものではない。これはマインドゲームで、フットボールはマインドゲームだ。ずるがしこく倒れて、カードを示す行為は、不快なものだと思う。フットボールにおいて嫌がられるものであるという気持ちだ」と、三笘が行ったカードを要求する行為への難色を示した。

 一方で、ウィルソンはアントニオとは異なる見解を示し、自身のピッチ上での振る舞いについて語った。

「ピッチ上で僕は異なる人間だ。何としても勝とうとする。誰かが退場になる場面を見たくはないけど、レフェリーに『あいつは退場すべきだ』と言うようなタイミングはあるね。11対10になれば勝つチャンスはかなり大きくなる」

「それに僕はレフェリーの頭に種をまいて見えないカードを振るよりも、その種を成長させたいと考えている。彼を考えさせるんだ。でも、正直今はVARがあるから意味があるものではない。レフェリーがその場面を見ていなくてもVARがすぐさま拾ってしまうから、レフェリーに対して何も言う必要はない」

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