[11.12 プレミアリーグ第16節 ニューカッスル 1-0 チェルシー]

　プレミアリーグは12日、各地で第16節を開催した。ニューカッスルは本拠地、セント・ジェームズ・パークでチェルシーと対戦。1-0で勝利し、3位に浮上している。

　カタールW杯前最後のリーグ戦となった今節。9戦無敗、4連勝中のニューカッスルは中断を前にもう一つ白星を積み上げておきたい。4戦未勝利で2連敗中のチェルシーは、5試合ぶりの勝利を目指した。

　試合は立ち上がりにチェルシーにアクシデント。前半54分、MFルベン・ロフタス・チークが右ふくらはぎを気にするように座り込む。プレー続行が不可能となり、DFチアゴ・シウバがピッチに送り込まれた。

　調子が上がらないチェルシーに対し、アグレッシブな攻撃を展開したニューカッスル。縦に速く、ゴール前では繊細さを見せ、サイドからも攻める。ただ、1点が遠くスコアレスで前半を折り返した。

　迎えた後半。立ち上がりからニューカッスルが怒涛の攻撃を見せると、チェルシーは押し込まれる時間帯が続く。それでも同20分には、カウンターの流れから、最後はMFコナー・ギャラガー。しかし、ゴール右を狙ったシュートは、ニューカッスルのGKニック・ポープに弾き出された。

　すると、ここまで試合の主導権を握っていたホームのニューカッスルがスコアを動かす。後半22分、背後からのボールで右サイドを抜け出したFWミゲル・アルミロンがカットインからシュート機会をうかがうと、トラップが大きくなったところにMFジョー・ウィロック。ゴール右隅に突き刺し、リードを手にした。

　1点を追う展開となったチェルシーは、試合終盤にかけて反撃を試みるも、ゴールが奪えない。1点を守り切ったニューカッスルがリーグ戦5連勝とした。

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