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ブンデス前半戦を終えてW杯へ…鎌田大地はフランクフルトでの充実を語る「今年は数字もついてきた」

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MF鎌田大地

 ブンデスリーガはW杯中断前の最後の試合を行った。フランクフルトは敵地でマインツと対戦し、1-1のドロー。日本代表MF鎌田大地はフル出場した。

 フランクフルトは前半40分に先制を許す。しかし後半22分にはドイツ代表MFマリオ・ゲッツェからFWランダル・コロ・ムアニがゴール。1-1と追いついたものの、勝ち越すことはできずに痛み分けとなった。

 鎌田はボランチの一角としてフル出場した。ドローには「もちろん勝ち点3はほしかった。だけど、こういう良くない試合でも勝ち点1を取れたことは悪くない。いつもの自分たちなら負けている試合。今日はメンタリティを示せた」と振り返った。

 W杯を挟んで、シーズンの前半戦が終わった。鎌田はリーグ戦13試合で7ゴール4アシスト、国内カップ戦は2試合2得点、UEFAチャンピオンズリーグでは6試合で3ゴールを記録している。「ポジションがひとつ後ろに下がってもできるということを証明できた。毎年得点の部分ですごく苦労していたが、今年は数字もついてきた。いままでよりも良い選手になれたのかなと思います」。たしかな手応えを口にした。

 結果を残すことで、周囲との連係も精度が高くなった。「より数字を残していることによって、周りからの信頼ももっと上がっている。いまはフランクフルト6年目ですけど、フランクフルトの中では長い選手ですし、居心地の良さは感じます。僕自身、毎年うまく成長できている。このままやっていくだけなのかなと」。前半戦は充実の内容となった。クラブでの活動を終え、この後カタールに向かう。

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