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長谷部「成長したいという思いがなくなったときにスパッと辞める」

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[11.19 親善試合 G大阪2-1フランクフルト パナスタ]

 DF長谷部誠は後半29分に自身が出場してからの2失点で逆転負けを喫したことに苦笑いを浮かべた。

 長谷部は先月中旬に左ひざの内側靭帯を損傷。万全のコンディションではなかったが、16日の浦和戦に続いて、この日も拍手に送られて途中からピッチに立っていた。

 ただ試合はフランクフルトが1点をリードした終盤の後半36分にPKを献上。これで同点とされると、同42分にはMF山本悠樹に見事なミドルシュートを決められてしまった。

 長谷部は「僕自身100%でプレーできなかった。普段だったら100%でしっかりとカバーで行くところを抑えて行かずにPKを与えてしまった」と分析。「サッカーは常に100%でやらないとやられるスポーツだということを改めて学びました」と反省しきりだった。

 W杯開幕に伴うサッカーカレンダーの中断中だが、年明けには現在4位につけるリーグ戦の再開、そして2月にはUEFAチャンピオンズリーグと重要な試合が続いていく。1月には39歳を迎える長谷部も、まだまだ「成長したい」という野望を持ち続けているという。

「こういう年齢までプレーするとは思っていなかったので、30歳を過ぎてからは1年契約を延長する形で来ている。だからそんなに先のことは考えていない。もっと上手くなりたい、成長したいという思いがなくなったときにスパッと辞めると思います」

 選手としてのキャリアにピリオドを打つ日は、まだまだ先になりそうだ。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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