FWクリスティアーノ・ロナウドが2023年1月1日からアルナスル(サウジアラビア)でプレーすることになった。先週にスペイン『マルカ』が報じており、2年契約での加入となる。

　W杯直前にマンチェスター・ユナイテッドとの関係を解消し、本番には無所属で臨んだC・ロナウド。現在はどのチームとも自由に交渉ができる状態となった。ビッグクラブが名乗りを挙げるかと思いきや、最初に大きな関心を示したのはアルナスルだった。

　提示した契約には、高額な契約金(約143億円)に加えて広告による金銭的なインセンティブが付随されており、C・ロナウドは世界で最も高給なスポーツ選手になる。1シーズンあたりの契約総額は2億ユーロ(約287億円)近くになるという。

　現在、パリSGのリオネル・メッシやネイマールがリードしているが、彼らの1シーズンの収入は7500万ユーロ(約108億円)と7000万ユーロ(約100億円)。C・ロナウドがサウジアラビアで受け取る金額には遠く及ばない。アメリカで最も高い報酬を得ているスポーツ選手のリストを見ても、彼らはみなC・ロナウドに約束された金額には遠い。

　アルナスルではフランス人のルディ・ガルシアが監督を務めており、DFアルバロ・ゴンザレスとコンビを組むことになる。ゴンザレスはフランスでのプレーを終えた後、昨年の夏にサウジアラビアにやってきた。また、GKダビド・オスピナの存在も際立っている。彼はナポリとの契約を終え、昨夏にサウジアラビアの提案を受け入れることを決断した。