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契約満了近づく“神童”ムココ、ドルトムントとの交渉の行方は? 代理人「どのクラブにも魅力的な存在だが…」

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去就が注目されるFWユスファ・ムココ

 ドルトムントドイツ代表FWユスファ・ムココとの契約交渉は、未だ合意に近づいていないようだ。

 ユース時代から圧倒的な成績を収め、16歳1日でブンデスリーガ史上最年少デビューを飾ったムココ。特に今季はスタメンの座を勝ち取り、リーグ戦14試合で6ゴール4アシストと結果を残すと、18歳にしてカタール・ワールドカップのドイツ代表メンバーにも選出されていた。

 そんな“神童”だが、ドルトムントとの現行契約は今季限りとなっている。一部メディアではドルトムント側が年俸500~600万ユーロ(約7億円~約8億6000万円)でオファーを送ったものの、他クラブとの合意に迫っているとも伝えられていた。しかし、代理人のパトリック・ウィリアムズ氏は『Sky Germany』で否定している。

「ドルトムントと契約延長にサインするところまでは至っていない。それは確認できる。また、出回っている数字は正しくない。ユスファがそんなオファーを受け取っていないと断言できる」

「だが今もドルトムントと連絡を取り合っており、今後数日間の間に何が起こるのか見ることになるだろう」

 また同氏は、他クラブの噂については言及しなかったものの「ユスファのような選手は、世界中のトップクラブにとって魅力的な存在である。彼がフリーで、ドイツの未来であるとなればなおさらだ」とも語った。

 なお『Sky Germany』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、ドルトムントがムココに送ったオファーは報じられた年俸500~600万ユーロではない模様。またチェルシーがムココとの契約を迫っており、選手本人は将来についてすぐに決断を下したいと考えているようだ。

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