ブライトンのMFパスカル・グロスがクラブの同僚MF三笘薫を絶賛した。地元メディア『Sussex Live』が、ブライトン公式サイト内でのインタビューを取り上げて17日に伝えている。

　ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー1部)での武者修行から“復帰”した三笘は、今季ここまでプレミアリーグ9試合に出場し、1得点をマーク。自身初のW杯となったカタール大会では、日本代表の“ジョーカー”として活躍し、ドイツ、スペイン撃破の立役者となった。

　計162分間のプレーで、今や世界からの注目を集める三笘。ブライトンのチームメイトでもあるグロスは、そんな日本代表MFを、これまで見た中で最高のプレーヤーの一人であると語っている。

「僕にとって、一対一で戦うカオルは、これまで見てきた中で最高の選手の一人だ。彼が左サイドでボールを持てば、誰をも抜き去ることができるし、どんな場面でもディフェンダーを苦しめることができる」

「W杯でもそうだったが、彼がボールを持ったとき、1対1になれば、そのディフェンダーは問題になる。W杯では途中から出場し、試合の中で最高のチャンスを作り出した。彼は特別なんだ」

　さらにグロスは、「彼はとても謙虚で、英語がとても上手」と明かすと、三笘の順応力にも触れ、「W杯の中断前、彼は素晴らしかったよ。グループに溶け込んでいた」と絶賛。「彼にはポテンシャルがある。チームに帰って来て、僕たちのために活躍することを願っている」と合流を待ち望んでいる。

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