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チャルハノール、禁断のインテルへフリー移籍後の古巣ミランの優勝に「僕は紳士として…」

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MFハカン・チャルハノールが古巣ミランに言及

 インテルに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノールが、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』のインタビューに応じ、今季の意気込みなどについて語った。

 2021年夏にミランからフリーで加入し、インテルで2年目のシーズンを過ごすチャルハノール。28歳のトルコ代表MFは、来月4日のセリエA再開を前にこう語った。

「感触は良い。休暇の間もコンディションを維持するためにトレーニングを続けていた。インテルにとってより重要な選手になりたい。加入直後から気持ちよく過ごせるようにサポートしてもらったので、タイトルを獲得することで、その信頼に対する恩返しをしたい」

 だが今季、無敗のナポリが2位以下に8ポイント以上の差をつけて独走を続ける。5位インテルとは、11ポイントもの差が開くが、チャルハノールはチームの逆転優勝を信じており、次節でのナポリとの直接対決へ意欲を示した。

「僕らは逆転を信じている。中断前と同じクオリティで再開することができれば、チャンスはある。ナポリとは、今後のリーグ戦の行方を占う決定的な対決になるはずだ。勝つことが極めて重要になる。だがホームでの試合だし、僕らが有利だ」

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では、バイエルンやバルセロナと同居するグループを勝ち抜き、ベスト16進出を果たしたインテル。トルコ代表MFは、CL制覇を夢見ている。

「CL優勝は僕の夢の1つだ。今年は自信がある。なぜだか分からないが、特別な感じがするんだ。バイエルンに敗れた後に立ち直り、難しいグループリーグを突破することができた。(ラウンド16の)ポルトは手ごわい相手だが、バルセロナ戦のようなプレーができれば、突破できるはずだ」

 最後にチャルハノールは、4シーズンを過ごした古巣のミランに言及した。

「ミランのことはリスペクトしている。僕は紳士として、昨季のスクデット獲得のお祝いも伝えた。友人にチームカラーは関係ない。だが僕にとっては過去であり、今はインテルのことだけを考えている」

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