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ブラジル代表の新監督候補にジダンやトゥヘルも?W杯制覇へ外国人指揮官の招へいを目指す可能性

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ジネディーヌ・ジダン監督

 ブラジル代表の新指揮官候補に、ジネディーヌ・ジダン監督らが含まれているようだ。フランス『レキップ』が報じた。

 FIFAランキング1位であり、優勝候補の筆頭としてカタール・ワールドカップを迎えたブラジル。チッチ監督の下で完成度の高いフットボールを披露し、ラウンド16の韓国戦では前半だけで4ゴールをマークするなど強さを見せていた。

 しかし、準々決勝のクロアチア戦で大苦戦。延長戦にまでもつれ込むと、ネイマールのゴールで先制するも終了直前に同点弾を許し、PK戦の末に敗れて準決勝進出を逃した。そして敗退直後、2016年からチームを指揮して2019年のコパ・アメリカ制覇に導いたチッチ監督は、当初の予定通り退任することを発表した。

 2024年にはコパ・アメリカ、2026年には次回のワールドカップも迫る中、タイトル奪還に向けて現在ブラジルサッカー連盟は新指揮官探しに着手している。そんな中、複数のビッグネームが候補の中に含まれているようだ。

『レキップ』によると、ブラジルサッカー連盟は半世紀以上にわたりブラジル人の指揮官のみを招聘してきたものの、20年にわたってワールドカップ制覇から遠ざかることから、路線を変更して外国人指揮官の招聘を目指すようだ。

 さらに新指揮官候補の1人には、レアル・マドリーでチャンピオンズリーグ3連覇などを果たしたジダン監督が浮上しているという。2021年夏に同クラブを退任して以降は無所属の状態が続く同指揮官だが、かねてより噂されていたフランス代表に就任する可能性もあった模様。しかしディディエ・デシャン監督の続投の可能性が高く、どのような決断に至るかは現段階で不透明とされている。

 またその他にも、元パリSGのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、元チェルシーのトーマス・トゥヘル監督、元エバートンのラファエル・ベニテス監督が候補に入っているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
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