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メッシ、C・ロナウド、ムバッペも…ペレ氏の死去に追悼メッセージ

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2013年のバロンドール授賞式でペレ氏と対面したFWクリスティアーノ・ロナウド(写真左)

 ブラジル代表を3度のワールドカップ制覇に導き、“サッカーの王様”と称されてきたペレ氏が29日、サンパウロで死去した。82歳だった。

 娘のケリー・ナシメントさんがインスタグラム(@iamkelynascimento)で公表。「私たちがここにいるのは全てあなたのおかげ。あなたに無限の愛を。安らかに眠ってください」とつづった。またペレ氏の公式インスタグラム(@pele)を通じても「インスピレーションと愛はキング・ペレの旅路を記した。彼は本日、安らかに亡くなった」などと死去の知らせが伝えられた。

 昨年からがんの闘病中だったペレ氏はカタールW杯期間中の11月下旬、がんの進行や臓器の容態悪化のため入院。世界中のサッカー関係者から心配の声が寄せられたほか、カタールでも無事を祈る横断幕が選手やサポーターから掲げられ、現地の高層ビルには治療を願う広告が掲載されるなどしていた。

 偉大なレジェンドの死去には、ブラジル国内のみならず、世界中のスター選手からも追悼の声が次々に寄せられた。

 ライバルのアルゼンチン代表で長年プレーし、カタールW杯でゴールデンボール賞を受賞したFWリオネル・メッシ(パリSG)は自身の公式インスタグラム(@leomessi)にペレ氏との写真を掲載。ペレ氏「安らかに」とメッセージを送った。

 またポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは自身の公式インスタグラム(@cristiano)を通じて「永遠の王様ペレに『さようなら』と伝えるだけでは、いまこの瞬間にサッカー界を包んでいる痛みを表現することはできない。多くの人々にインスピレーションを与え、昨日、今日、そしてこれからもずっと模範であり続ける存在だ。彼が私に見せてくれた愛情は遠くからでも共有できた。彼は決して忘れられず、彼の記憶はわれわれサッカーを愛する者、一人ひとりの中に永遠に残るだろう。安らかに、キング・ペレ」とつづった。

 カタールW杯で得点王を受賞したフランス代表のFWキリアン・ムバッペ(パリSG)も追悼のメッセージ。自身の公式インスタグラム(@k.mbappe)に「サッカーの王様がわれわれの元を去った。だが、彼の伝説は忘れられることはない。安らかに、キング」と記した。

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