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プレミアリーグで日本代表“ほこたて対決”! 試合は冨安に軍配も三笘が狼煙を上げる今季2点目

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MF三笘薫が今季リーグ戦2点目

[12.31 PL第18節 ブライトン 2-4 アーセナル]

 プレミアリーグは12月31日、第18節を開催した。日本代表DF冨安健洋が所属する首位のアーセナルと同代表MF三笘薫所属の7位ブライトンが対戦。敵地に乗り込んだアーセナルが4-2でブライトンを下している。

 リーグ戦4連勝中のアーセナルと2連勝を目指すブライトンの一戦。冨安はカタールW杯後初のベンチ入りを果たすと、三笘は2試合連続の先発出場で左のウイングハーフに入った。

 試合は開始早々にアーセナルが動かす。前半2分、敵陣内でボールを奪ったアーセナルはすぐさまカウンターを仕掛けると、左サイドでボールを受けたFWガブリエル・マルティネッリがゴールに向かって仕掛けて右足を振る。ファーサイドを狙ったシュートは相手DFのブロックに遭うも、こぼれ球をFWブカヨ・サカが詰めてゴールネットを揺らした。

 早い時間帯に先制を許したブライトンは、GKロベルト・サンチェスと最終ラインでボールを回しながら出しどころをうかがうも、前線に入ったところでロスト。効果的な攻撃が繰り出せない状態が続く。前半16分には、一瞬の隙を突いて右サイドを抜け出したDFタリク・ランプティのクロスから最後はFWレアンドロ・トロサールが左足で狙ったが、ゴール前でバウンドする難しいボールをアーセナルのGKアーロン・ラムズデールが掻き出すように弾いて難を逃れた。

 試合はその後、ボールを握るブライトンとボール奪取からカウンターを狙うアーセナルが一進一退の攻防を繰り広げ、同点弾、追加点を目指す。前半終盤にかけてややこう着状態となると、アーセナルが再びスコアを動かした。前半39分、右サイドからコーナーキックが蹴り込まれると、セカンドボールをMFマルティン・ウーデゴーアが右足で叩き込んで2点目。リードを広げて前半を折り返した。

 迎えた後半の立ち上がり。さらにアーセナルが点差を突き放す。後半2分、左サイドでボールを受けたマルティネッリがドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、左足で強烈なシュート。ブライトンのサンチェスが手前に弾いたところにFWエディ・エンケティアが走り込んでゴールに突き刺した。

 3点のリードを手にするアーセナルは、後半15分に2枚替え。DFベン・ホワイト、DFオレクサンドル・ジンチェンコに代えて冨安、DFキーラン・ティアニーが投入された。冨安は右サイドバックとして出場。三笘とのマッチアップが実現した。

 すると後半20分、ブライトンは、三笘が冨安のボールを奪ったところから攻撃開始。縦に数本ボールが入ると、最後は相手のDFライン上でボールを受けた三笘がゴール右に流し込むように決めた。三笘は今季リーグ戦11試合に出場し、2点目をマーク。ブライトンはこのゴールをきっかけに攻勢を強めた。

 その後、アーセナルがマルティネッリのゴールで1点を追加すると、ブライトンもFWエバン・ファーガソンがゴールを奪って2点差に。後半44分には三笘が再びゴールネットを揺らしたが、こちらはオフサイドの判定となった。試合終盤にかけて、さらに攻撃の手を強めたブライトンだったが最後まで追いつくことはできず。アーセナルが4-2で逃げ切り、勝ち点3を積み上げている。

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