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大一番でゴールの前田大然&古橋亨梧を指揮官が称賛「相手にとって厄介」「やってくれた」

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2位との勝ち点9差をキープした首位セルティック

 スコットランド・プレミアリーグ首位のセルティックが2日の第20節で2位レンジャーズの本拠地に乗り込み、2-2で引き分けた。天王山のオールドファーム・ダービーを終え、レンジャーズとの勝ち点9差をキープ。アンジェ・ポステコグルー監督の試合後のコメントをクラブ公式ツイッター(@CelticFCJPN)が伝えている。

 連覇に向けてひた走るセルティックは前半5分、敵陣でボールを奪ったFW前田大然がスピードを生かしてGKとの1対1に持ち込み、冷静に決めて先制。そのまま1-0で前半を折り返すと、後半の立ち上がりに連続失点を喫し、レンジャーズに逆転を許した。

 それでも後半43分にチームを救ったのはFW古橋亨梧。ペナルティエリア内の混戦から右足で蹴り込み、得点ランキング首位タイの今季15ゴール目で貴重な勝ち点1をもたらした。

 指揮官は試合全体を通して「ダービーマッチで本当に素晴らしいゲームでした。今日はとても厳しい戦いでしたね。試合開始はとてもいい入り方をして、試合の中盤で少しだけ相手に主導権を握られてしまいましたが、最終的には追い付くことができました」と振り返っている。

 先制点を挙げた前田には「ここ最近すべての試合でとてもいい働きをしています。相手にとって厄介な存在になっていました」、同点弾を奪った古橋に対しては「しっかりチャンスを見逃しませんでした。これまで誰であろうとそういう瞬間に誰かが決めてきましたし、今日はキョウゴがそれをやってくれました」と称賛の言葉を送った。

 逆転を許した展開については「非常にいい試合の入り方を見せられたのですが、いつもはしないようなミスを犯してしまって、相手にボールを簡単に渡したり、プレッシャーをかけられず、反撃を許してしまいました。そしてここは相手のホームですから、そのせいで勢いに乗せてしまいました。それが私たちの状況を苦しくしました」と反省を口にするが、そこからドローに持ち込んだチームを称えている。

「選手たちは決して最後まで諦めない姿勢を見せてくれて、これからもそれは変わらないでしょう。彼らに迷いはないし、簡単に試合を諦めることもないでしょう。リードを奪われた時には負けるかもしれないと思ったかもしれないが、選手たちはそこから粘りを見せて逆境から活路を見出しました」

 セルティックはリーグ戦の連勝こそ12で止まったものの、これで13試合負けなし。次節は7日に行われ、ホームで9位キルマーノックと対決する。

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