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ペップ「妥当な結果」マンCが衝撃の8強敗退…プレミア最下位サウサンプトンに枠内シュート0で屈する

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ジョゼップ・グアルディオラ監督が敗戦に落胆

[1.11 カラバオ杯準々決勝 サウサンプトン 2-0 マンチェスター・C]

 カラバオカップ準々決勝が11日に行われ、マンチェスター・シティは敵地でサウサンプトンに0-2で敗れた。「この敗戦は妥当なものだ」。ジョゼップ・グアルディオラ監督の試合後のコメントをアメリカ『ESPN』が伝えている。

 2014年以降6度の優勝と、この大会にめっぽう強いシティだったが、前半23分にボールロストからのカウンターでFWセク・マーラに先制点を献上。同28分にはMFムサ・ジェネポの意表を突いたループシュートで2失点目を喫した。その後の反撃も及ばず、0-2でタイムアップ。プレミアリーグ最下位のサウサンプトンが同2位のシティに対し、番狂わせを演じる形となった。

 シティはボール支配率こそ相手を大きく上回ったものの、枠内シュートはまさかの0本。グアルディオラ監督が率いてから通算3度目、2018年以降では初の屈辱となった。

 指揮官は『スカイ・スポーツ』でこのデータについて聞かれると、「それが我々が良くなかった理由だ」と回答。さらに『BBCラジオ5ライブ』で自チームのパフォーマンスに関して率直に語っている。

「より良いチームが勝った。いいプレーができなかったし、序盤は特にそうだ。序盤が良くなくても、そこを乗り越えていった試合はいくつもある。だが、今日はそれができなかった」

「試合への準備ができていないときは、1インチ遅れるものだし、ゴールを決めることができない。準備万端であれば、ゴールを決められる」

「今日は悪い試合だった。相手の方が良かったので、彼らを褒めなければならない。試合に勝つためにはそれに値するものでなければならないが、今夜はそれに値しなかった」

 グアルディオラ監督はミッドウィークの一戦でDFジョアン・カンセロ、MFジャック・グリーリッシュ、MFイルカイ・ギュンドアン、MFカルビン・フィリップスらをスタメン起用。しかし、選手たちは勝利で応えることができなかった。ギュンドアンは『スカイ・スポーツ』に対し、「僕たちが望んでいたものとは明らかに違う」と落胆を示している。

「カラバオ杯で勝ち進むことを期待していたのに、あの内容ではチャンスはない。僕らの力が足りなかった」

「ボールを持っているときに多くのミスを犯し、多くのパスをミスし、相手に簡単にボールを渡してしまったことが、2失点につながった」

「今日は、チャンスを作ることも、ゴールを決めることも、十分ではなかった。チーム全員のパフォーマンスが混ざり合って、このような結果になったんだ」

 10日から11日にかけて開催されたカラバオ杯準々決勝ではマンチェスター・ユナイテッド、ノッティンガム・フォレスト、ニューカッスル、そしてサウサンプトンがベスト4に進出。準決勝第1戦は24日と25日、第2戦は31日と2月1日に実施される。

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