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J・フェリックス退場でチェルシーは数的不利の敗戦…ポッター監督「レッドで試合が変わった」

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グレアム・ポッター監督

[1.12 プレミアリーグ第7節延期分 フルハム 2-1 チェルシー]

 チェルシーは新戦力躍動も、またしてもピッチから失った。FWジョアン・フェリックスがデビュー戦で一発レッドとなった。グレアム・ポッター監督は落胆の様子を見せている。英『ミラー』が伝えている。

 直近8試合で1勝のみのチェルシーでは、故障者続発などの状況もあり、得点不足が嘆かれていた。今週にアトレティコ・マドリーから期限付き移籍で加入したJ・フェリックスは、その得点力不足解消に貢献すべく、今節でさっそく先発デビュー。前半はそのプレーから得点の匂いが漂ったが、後半13分にレッドカードを受け、退場処分となってしまった。

 J・フェリックスは鋭いタックルを相手選手に浴びせ、その結果退場に。『BTスポーツ』によると、ポッター監督は「悪意はなかったが、レッドカードになった理由は理解できる」と語る。「彼は本当にいい選手で、試合中も彼のクオリティーを見ることができたから、我々にとっては二重に残念だ」と肩を落としていた。

 試合は前半から追いかける展開だった。「序盤から試合をコントロールし、高い位置でボールを奪い返し、何度かチャンスを作ったが、ラストパスをミスしていた。後半はうまく対応できた」。後半開始早々に同点ゴール。試合を振り出しに戻したが、J・フェリックスの退場で再びペースを失った。「レッドカードが出たことで試合が変わってしまった」。

 それでも数的不利の中で健闘したチェルシー。しかし後半28分には相手のクロス攻撃からヘディングシュートを食らい、勝ち越された。「10人になってからの戦い方はとてもよかったと思う。それだけにあのゴールは残念だった。他に解決策がないのだから、団結して働き続け、勝ち点3を獲得しなければならない」。ポッター監督は現状を飲み込みつつ、次戦に目を向けた。


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