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ダービー制したのは首位アーセナル!! トッテナムに完封勝利で2位マンCとの勝ち点差は8に

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アーセナルがノースロンドン・ダービーを制した

[1.15 プレミアリーグ第20節 トッテナム 0-2 アーセナル]

 プレミアリーグは15日、第20節を開催し、DF冨安健洋が所属するアーセナルトッテナムとのノースロンドン・ダービーに臨み、2-0の完封勝利を収めた

 プレミアリーグでここ11戦無敗(9勝2分)で首位に立つアーセナル。前日に2位マンチェスター・Cがマンチェスター・Uに敗れたため、後続との勝ち点差を広げるチャンスを迎えた。最終ラインは右からDFベン・ホワイト、DFウィリアン・サリバ、DFガブリエル・マガリャンイス、DFオレクサンドル・ジンチェンコが形成。冨安はベンチスタートとなった。

 前半7分にアウェーのアーセナルがゴールを脅かす。高い位置からプレッシャーをかけると、ルーズボールに反応したFWガブリエル・マルティネッリのパスからFWエディ・エンケティアがフィニッシュ。しかし、PA内から放たれたシュートはGKウーゴ・ロリスに阻まれてしまった。

 前半14分に思わぬ形からアーセナルが試合を動かす。自陣から送られたロングパスでMFブカヨ・サカが右サイドを抜け出す。PA内に持ち込んで深い位置から折り返すと、対応したMFライアン・セセニョンに当たってコースが変わったボールをロリスがファンブル。ボールはゴールマウスへと収まり、オウンゴールでスコアは1-0となった。

 その後、両チームともにゴールを脅かす場面を作り出す。前半18分にはトッテナム。PA内に走り込んだFWソン・フンミンが至近距離から狙うが、GKアーロン・ラムズデールに阻まれる。一方のアーセナルは同22分にMFマルティン・ウーデゴーアがミドルレンジから枠を捉えるシュートを放つもロリスに弾き出され、同24分にはMFトーマス・パーティが強烈なシュートを放つがポストを叩いてしまった。

 しかし、アーセナルが主導権を握って試合を進めると、前半36分、サカのパスを中央で受けたウーデゴーアが弾道の低い左足ミドルを叩き込み、アーセナルがリードを2点差に広げた。

 2-0とアーセナルがリードしたまま後半を迎えると、同5分にトッテナムがゴールに迫るが、FWハリー・ケインの枠を捉えたシュートはラムズデールに弾き出される。さらに同7分にはケインとのパス交換でPA内に走り込んだセセニョンがフィニッシュ。しかし、これもラムズデールに阻まれてしまった。

 スコアが動かずに試合が進むと、後半40分にアーセナルベンチが動き、ジンチェンコに代えて冨安を投入。その後、リードを奪うアーセナルに追加点こそ生まれなかったものの、トッテナムの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。勝ち点3を上積みしたアーセナルは、2位マンチェスター・Cとの勝ち点差を8に広げている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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