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「そんなことねぇよと言われ…」久保建英、仲間に怒られたことを明かす

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ソシエダMF久保建英

 バスクダービーで大暴れしたソシエダ日本代表MF久保建英が、チームメイトから怒られていたことを明かしている。

 14日に行われたラ・リーガ第17節でビルバオとのバスクダービーに臨んだソシエダ。前半25分に先制すると、同37分に久保が魅せた。高い位置でボールを奪ったMFダビド・シルバから左サイドでパスを呼び込むと、ファーストタッチで対面するDFダニエル・ビビアンの股を抜いてPA内に侵入し、左足のシュートでチーム2点目を記録した。

 前半40分にビルバオに1点を返されたものの、後半15分にはPA内に持ち込んだ久保がDFジェライ・アルバレスのファウルを誘う。アルバレスは一発退場となり、獲得したPKをFWミケル・オヤルサバルがきっちり沈め、ソシエダが3-1の快勝を収めた。

 試合後に久保はクラブ公式のインタビューに日本語で答えている。

「先週なにかの記事で、今日の試合に勝てなかったら今までやってきたことが全部水の泡だと言って。チームメイトに『そんなことねぇよ。俺たちがやってきたことは変わらない』と言われ、ちょっと怒られたんですけど」と明かしている。バスクダービーで勝利できなければ全てが水の泡という発言を、チームメイトに訂正されたようだ。

「結局勝つことができて、(公式戦)7連勝と波に乗れて、言うことないですね。誰が出ても一定以上のプレーができて、誰が出てもチームの勝利に貢献できて、すごく強いチームですし。どこも今はソシエダとやるのが、すごく嫌だと思うので、このまま、この良い流れを継続してどこまで伸ばしていけるかが後半戦に向けてカギになってくると思います」

 そして、「非常に僕も調子がいいですし、ソシエダのファンだったり、サポーターだったり、コーチ陣だったり、監督だったり、選手に助けられて今の自分はあると思うので、奢ることはせず、チームの勝利のために毎試合貢献出来たらいいと思います」と周囲への感謝とともに今後に向けて意気込みを語っている。


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