beacon

プレミア史上初の試みも賛否両論…試合中の選手に取材は「無礼」か「素晴らしいアイディア」か

このエントリーをはてなブックマークに追加

試合中にインタビューすべきか賛否分かれる

 プレミアリーグ第20節・ブレントフォードvsボーンマスが14日に開催され、ホームのブレントフォードが2-0で勝利した。この試合のハーフタイムには史上初の試みが行われ、賛否両論を巻き起こしている。

 ブレントフォードFWイバン・トニーがPKを決めて前半を終えると、現地放送局『スカイ・スポーツ』のリポーターがピッチに入ってキャプテンマークを巻くMFクリスティアン・ノアゴールのもとへ。トンネルに向かって歩きながら先制点についてインタビューした。ノアゴールは「とても重要な得点だ。難しい状況だったが、開始10分から15分を経過すると我々は良いチームになった」とコメント。さらにトニーがPKを決められるか心配だったかとも訊かれ、「いや、全く心配しなかったよ」と返答した。

 一連のインタビューにかかった時間は約20秒。極めて短いものだったが、試合中の選手がメディア対応をする珍しいシーンには様々な意見が寄せられている。『ミラー』は視聴者のコメントを紹介し、「ハーフタイムにピッチを離れる選手にインタビューだと?それはひどいね」や「無礼で不愉快だ」などといった否定的なもの、「素晴らしいアイディア」といった肯定的なものがあるという。

 同メディアは監督へのハーフタイムインタビューが行われた例はイギリスにも存在するが、選手へのものは初めてだと伝えている。なお前半終了時に放送局が質問することは認められている一方、選手が応じる義務はない。今回の件を踏まえて定番化されるのか注目される。

●プレミアリーグ2022-23特集

TOP