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バルサが格下粉砕、レアルは難敵に劇的逆転で国王杯8強へ! アンチェロッティ「君たちは記事を書き換えたに違いない」

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レアル・マドリーが劇的勝利で8強進出

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦が19日に開催された。

 15日にサウジアラビアで行われたスペインスーパーカップ決勝でレアル・マドリーを破って優勝したバルセロナは、敵地でセウタ(3部)と対決。前半41分にFWラフィーニャが左足でミドルシュートを決め、先制に成功した。

 後半5分には高い位置で相手のビルドアップを阻み、最後はFWロベルト・レバンドフスキが追加点をマーク。同25分に途中出場のFWアンス・ファティが個人技から右足で、同32分にクロスからMFフランク・ケシエが頭でネットを揺らすと、同45分にレバンドフスキが技ありのコントロールショットでダメ押しの5点目を奪う。ラ・リーガ首位を走るバルセロナがそのまま5-0で試合を終え、危なげなくベスト8に進出した。

 一方、ラ・リーガ2位のレアルは、7日の第16節でも対戦(●1-2)した難敵ビジャレアルとのアウェーゲーム。ビジャレアルが前半4分にMFエティエンヌ・キャプー、同42分にFWサムエル・チュクウェゼのゴールが生まれ、2点をリードする展開となる。

 しかし、ハーフタイム明けからレアルが猛反撃。後半12分、ショートカウンターからワンタッチのパスワークで中央を破り、FWビニシウス・ジュニオールが右足で流し込む。同24分にはFKからFWカリム・ベンゼマのヘディングがGKに弾かれ、こぼれ球を拾ったDFエデル・ミリトンが押し込んで同点。そして同41分、ペナルティエリア内右でキープしたFWマルコ・アセンシオのラストパスから、MFダニ・セバージョスが右足でゴール右に決める。レアルが3-2の劇的な逆転勝利で4回戦を突破した。

 クラブ公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後の記者会見で「(0-2で迎えた)ハーフタイムの時にはとても怒っていて、高い位置からプレッシャーをかけるというリスクを負う決断をした」と後半の指示を明かしている。

「デュエルで我々には強さがなく、選手たちに目を覚ますようまだ時間があると言った。彼らは非常に良い形で目を覚ました。前半は良くなく、こういう形で続けることはできなかった。後半でのリアクションはいつものようにスペクタクルなものになった」

「我々は前半とても悪いプレーをし、後半は予想していないプレーをした。なぜならこの前半のあと流れを変えるのは難しいことだから。チームはこの流れを変えるためのパーソナリティーを持ち合わせていた。後半の戦いぶりは我々に大きな自信を与える」

 逆転勝ちに手応えを示した指揮官は「我々は諦めず、君たちも記事を書き換えたのは間違いない」と付け加えた。

以下、4回戦の試合結果

(1月17日)
ソシエダ 1-0 マジョルカ
アラベス(2部) 0-1 セビージャ

(1月18日)
S・ヒホン(2部) 0-4 バレンシア
ビルバオ 1-0 エスパニョール
レバンテ(2部) 0-2 A・マドリー
ベティス 2-2(PK2-4)オサスナ

(1月19日)
セウタ(3部) 0-5 バルセロナ
ビジャレアル 2-3 R・マドリー

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