[1.21 プレミアリーグ第21節 レスター・シティ 2-2 ブライトン]

　プレミアリーグは21日に第21節を行った。日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは敵地でレスター・シティと対戦。前半27分に三笘のスーパーゴールで先制するが、レスターに1-2と逆転される。しかし終了間際にFWエバン・ファーガソンが同点ゴールを挙げ、2-2のドローに終わった。

　7位に位置する好調ブライトンが敵地でレスターに挑んだ。三笘は4試合連続の先発入りで4-2-3-1の左サイドに入る。堅いブロックを敷くレスターに、ブライトンは慎重にボールを運ぶが、序盤は膠着状態が続いた。

　すると、日本代表MFが均衡を破る。前半27分、動きが冴えわたるDFペルビス・エストゥピニャンが中盤でパスを受け、左サイドの三笘にボールを託す。さらにエストゥピニャンが左サイドに抜けて相手DFを引き付けると、三笘が得意のカットイン。鋭い右足シュートは相手GKの上を越えるようにゴール右隅に突き刺さった。

　だが、レスターもすかさず追いつく。前半38分、左サイドの突破から何度もシュートを放つ波状攻撃。最後はMFマーク・オルブライトンが押し込んだ。直前にMFデニス・プラートの負傷で急きょ出場したオルブライトンのゴールで、試合は振り出しに。そのまま1-1で前半を折り返した。

　ブライトンは後半も攻勢を強める。後半12分、最後方からのスルーパスに反応した三笘がPA左に入り込み、相手選手を切り返しで翻弄。緩めのパスでゴール前に折り返すが、最後のシュートをMFソリー・マーチが決め切れない。

　レスターは後半18分、粘りの攻撃から試合をひっくり返す。右CKからボールはファーサイドに流れると、最後はMFハービー・バーンズが右足シュートでゴールに押し込む。2-1と逆転に成功した。

　だが、試合はまだ終わらない。ブライトンは後半44分、三笘からパスを受けたエストゥピニャンが左サイドからクロス。最後はファーガソンがヘディングシュートで決め切り、2-2と同点に追いついた。

　試合はそのまま2-2のドローで終了。三笘はフル出場で、ブライトンの勝ち点1奪取に貢献した。

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