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シャルケ上月壮一郎がブンデス2戦目で初ゴール!! クロアチア代表DFを抜き去り右足一閃、チームは守備崩壊で1-6大敗

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シャルケのFW上月壮一郎

[1.24 ブンデスリーガ第17節 シャルケ 1-6 ライプツィヒ]

 ブンデスリーガは24日、第17節を各地で行い、シャルケのFW上月壮一郎(22)がデビュー2戦目で早くも初ゴールを記録した。一方、チームはライプツィヒに1-6の大敗を喫し、カタールW杯による中断を挟んで3連敗となった。

 U-23チームでの活躍により昨年末にプロ契約を勝ち取り、カタールW杯明け初陣となった前節フランクフルト戦で先発デビューを飾った上月。この日も右ウイングのポジションで先発起用され、期待の大きさを感じさせた。

 ところがチームは強豪ライプツィヒに対して守備が崩壊。前半7分、ロングフィードでDF吉田麻也がFWティモ・ベルナーに裏を取られ、FWアンドレ・シルバにミドルシュートを決められると、同15分にもFWベンヤミン・ヘンリヒスに強烈なシュートを決められ、早くも2点のビハインドを負った。

 その後は0-2のまま持ち堪える時間帯が続いたものの、前半44分にFWダニ・オルモのシュートをGKアレクサンダー・シュボロウが弾き、こぼれ球をA・シルバに決められて3点目。同アディショナルタイム2分にもサイドを崩されてT・ベルナーに押し込まれ、前半のうちに0-4となった。いずれもゴール前には人数が揃っており、クオリティーの差が浮き彫りとなる前半だった。

 それでも後半の11分、一矢報いたのが上月だった。シュボロウのゴールキックをMFマリウス・ビュルターがそらし、前で受けたFWミヒャエル・フレイが前を向くと、うまくCBのギャップに潜り込んだ上月がゴール前へ。巧みなトラップでボールを浮かせ、カタールW杯でクロアチア代表として日本に立ちはだかったDFヨシュコ・グバルディオルらを抜き去ると、最後は右足でGKとの1対1を冷静に沈めた。

 上月はこれがブンデスリーガ初ゴール。0-4という敗色濃厚の展開ではあったが、デビュー2試合目で唯一の希望ともいえる得点を奪った。

 その後、上月は後半35分にFWシモン・テロッデと交代。するとシャルケは同38分、セットプレーからD・オルモに美しいループシュートを決められると、同44分には吉田のセルフジャッジによってFWユフス・ポウルセンに裏を取られ、シュートブロックもできないまま右足で叩き込まれて6失点となった。

 そのまま試合はタイムアップ。1-6の大敗により、中断前のバイエルン戦(●0-2)、中断明け初戦のフランクフルト戦(●0-3)に続いて3連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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