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堂安律がクロスに飛び込む決定機も…鎌田大地との日本人対決は両者ゴール絡めずドロー

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MF堂安律

[1.25 ブンデスリーガ第17節 フライブルク 1-1 フランクフルト]

 ブンデスリーガは25日、第17節を各地で行い、MF堂安律所属のフライブルクとMF鎌田大地所属のフランクフルトが対戦した。ホームの声援を受けた堂安が決定機を迎える場面もあったが、惜しくもゴールには至らず、1-1のドローに終わった。

 カタールW杯で日本代表を背負った選手同士の日本人対決。堂安は3-4-2-1の右シャドー、鎌田はボランチの一角でそれぞれ先発出場した。

 序盤はフライブルクが優勢を保ち、素早い速攻からFWミヒャエル・グレゴリッチュやFWルーカス・ヘーラーが次々にゴールに迫る。すると前半27分には堂安に決定機。DFフィリップ・ラインハートのフィードが左サイドに送られ、これを受けたグレゴリッチュがゴール前に鋭いクロスを送ると、堂安が反対サイドから飛び込んだ。

 跳ね上がったボールに対して懸命に右足を伸ばし、なんとかボールには合わせた堂安。だが、シュートは枠を捉えることはできず、昨年9月3日の第5節レバークーゼン戦以来の今季3ゴール目とはならなかった。堂安は前半39分にもへーラーとの連係から今度は左に顔を出し、連続クロスでゴールに迫るも、これはフランクフルトの分厚い守備に阻まれた。

 すると前半42分、ここまで良い形がなかなか作れなかったフランクフルトが試合を動かした。右サイドでMFアンスガー・クナウフが幅を取り、近い位置で受けたMFマリオ・ゲッツェが中央に浮き球を送ると、FWランダル・コロ・ムアニが強引に相手をかわして右足一閃。カタールW杯では追加招集から存在感を放ったフランス代表FWがワンチャンスで均衡を破った。

 それでもフライブルクも譲らなかった。後半2分、DFクリスティアン・ギュンターの右CKは一度は相手に阻まれたが、こぼれ球にMFニコラス・ヘフラーが競り勝ち、再びギュンターがクロスを配給。これに反応したDFマティアス・ギンターがヘディングシュートを叩き込んだ。

 その後は鎌田が後半19分に途中交代し、日本人の競演は終了。堂安も後半アディショナルタイム1分に途中交代し、1-1のまま試合は終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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