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鎌田大地がバイエルン戦で同点アシスト!! 屈辱のスタメン落ちも途中出場で意地見せた

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カウンターを完結させたFWランダル・コロ・ムアニとMF鎌田大地

[1.28 ブンデスリーガ第18節 バイエルン-フランクフルト]

 ブンデスリーガは28日、第18節を各地で行い、フランクフルトMF鎌田大地バイエルン戦で同点アシストを記録した。カタールW杯明けの2試合で精細を欠き、この日はベンチスタートだったが、途中出場から5分後に意地を見せた。

 今季開幕節のバイエルン戦で先発落ちしていた鎌田はこの日もベンチスタート。今季は序盤戦で7ゴール4アシストの大活躍を見せ、飛躍のシーズンを続けてきていたが、W杯明けの新年2試合はパフォーマンス低下が目立って途中交代させられるなど、立場が脅かされていた。

 それでも0-1で迎えた後半19分、鎌田はMFセバスティアン・ローデとの交代でボランチの一角に入ると、ファーストチャンスで得点を演出した。

 後半24分、カウンター気味に中盤でボールを受けた鎌田はまず右サイドに開いたFWランダル・コロ・ムアニに預けると、リターンの斜めパスを中央でレシーブ。やや足元でボールがもたついたかと思われたが、うまく持ち直して体勢を整えると、その間にペナルティエリア左まで流れていたコロ・ムアニに鋭いパスを通した。

 コロ・ムアニはDFダヨ・ウパメカノに並走されて角度のないところまで追い込まれたが、果敢に左足を一閃。W杯後のバカンスで負傷したGKマヌエル・ノイアーに代わり、ボルシアMGから獲得されたGKヤン・ゾマーの左脇を見事に撃ち抜いた。コロ・ムアニは鎌田に並んでチームトップの今季7ゴール目。鎌田はこれで5アシスト目となった。

 なお、この試合では左膝を痛めていたDF長谷部誠が3か月半ぶりに復帰し、先発フル出場。そのまま1-1でタイムアップを迎え、フランクフルトが敵地のバイエルン戦で価値ある勝ち点1を獲得した。

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