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真似しちゃダメ、ゼッタイ…蘭リーグで起きたクイックリスタート“封印の術”がスマートすぎると話題

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GKユスティン・バイロウがとんでもない“禁じ手”を敢行

 29日に行われたオランダ・エールディビジ第19節、トゥエンテフェイエノールト(△1-1)の一場面が話題になっている。フェイエノールトGKユスティン・バイロウがトゥエンテのクイックリスタートを意外な方法で止めてみせた。英『SPORTBIBLE』が伝えている。

 試合はフェイエノールトが先制点を挙げてから白熱していく。前半30分、FWサンティアゴ・ヒメネスが敵陣内で味方からリターンのクロスを受け、ヘディングシュート。ゴールに流し込み、均衡を破った。

 先制したフェイエノールトだが、その後はトゥエンテの猛攻を浴びる。すると前半38分にネットを騒がす珍プレーが飛び出した。

 フェイエノールトは、トゥエンテFWビルヒル・ミシジャンにサイドからの突破を許すが、GKバイロウが好判断でPA外に飛び出す。鋭いスライディングタックルをミシジャンにお見舞いし、ボールをラインの外に蹴り出した。しかし直後にはミシジャンにスローインからのクイックリスタートを始められそうになってしまう。

 無人のゴールに戻る時間がないGKバイロウは、このままでは大ピンチ。すると、ミシジャンの手にボールが収まったことを確認するやいなや、転がっていたもうひとつのボールを自らピッチに投げ入れた。ピッチにボールが2つあればプレーは再開できない。GKバイロウの機転の利いたプレーに、ミシジャンも悔しさを爆発。フェイエノールトは見事ピンチを切り抜けた。

 ネット上では「なんてスマートなんだ」「究極的にズルい」「これぞゴールキーピング」とGKバイロウを称賛する声が多数挙がった。なお、故意に2つ目のボールをピッチに投げ込んだことで、GKバイロウには主審から即座にイエローカードが掲示されている。

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