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ユーベ撃破のモンツァに前代未聞のご褒美? 好色家ベルルスコーニが“酒池肉林”バス計画を実行か

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シルビオ・ベルルスコーニ氏

 昇格組のモンツァユベントスから金星を手にした。イタリア元首相で、2018年からモンツァのオーナーを務めるシルビオ・ベルルスコーニ氏は、ユベントス撃破のご褒美を与えることを示唆した。伊『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が日刊紙『ラ・レプッブリカ』の内容を伝えた。

 モンツァは29日のセリエA第20節でユベントスと対戦。財務違反で勝ち点15を剥奪されてピッチ内外で苦しむユベントスに対し、昇格組モンツァが勢いよく牙をむいた。前半18分にFWパトリック・チューリアが先制ゴール。さらに同39分にはFWダニー・モタが追加点を挙げた。

 前半を2-0で折り返すと、交代カードを切るユベントスに対してゴールを守り切る。最後まで2点差を保ち続け、ユベントスの本拠地で価値ある勝利を手にした。

 モンツァがユベントスから勝利を奪ったことで、イタリア国内ではひとつの約束事が思い出されている。モンツァが昨年末にクリスマスディナーを行ったとき、ベルルスコーニ氏がスピーチで選手たちに約束を語っていた。

「私は選手たちに言ったんだ。これからミラン、ユベントスと対戦する。もしいずれかのチームに勝利したら、ロッカールームにバスいっぱいの女性を用意して“お遊び”を認めるよ」

 性的スキャンダルで数々の話題をさらったベルルスコーニ氏。昨年末にこの発言をしたときは、多くの批判を呼びこんだ。ベルルスコーニ氏本人はあくまでクリスマスのジョークと冗談交じりに回答していたが、このたび見事にユベントス撃破を成し遂げてしまった。

 日刊紙『ラ・レプッブリカ』の取材に対し、ベルルスコーニ氏は現状をこっそり明かしている。

「もう100件以上の電話があったよ。約束を守れ、とのことだ」

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