インテルがマンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイアのレンタル加入を打診したが、本人は残留を希望しているようだ。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

　同紙によると、インテルはパリSGへの移籍が決定的とされるDFミラン・シュクリニアルの後釜を探している模様。昨季はリーグ戦30試合に出場したマグワイアだが、今季は同8試合の出場にとどまっており、そのうち先発出場は半分の4試合と出場機会が限られている。それでもカタールW杯でプレーした同選手への評価は高く、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に勝ち残っているインテルとしては申し分のない存在だ。

　ただ、マグワイアはオファーに応じないとされている。マンチェスター・Uでキャプテンを務めている同選手はクラブでのタイトル獲得を熱望し、主力選手の負傷や出場停止といった緊急時の出番まで我慢することも厭わないと同紙は伝えている。実際、クラブはリーグ戦こそ首位と勝ち点11差の4位だが、カラバオ杯とFA杯に勝ち残っており、UEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇の可能性も残している。

　今冬は残留する見込みのマグワイアだが、今季終了時まで現在の立ち位置が変わらなかった場合は夏の移籍も選択肢に入るとみられ、その場合は海外クラブでプレーする可能性もあるようだ。

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