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首位バルセロナがセビージャ粉砕で2位レアルと8差に! これが優勝への決定打? クラブ公式がデータ紹介

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バルセロナがセビージャを撃破

[2.5 ラ・リーガ第20節 バルセロナ 3-0 セビージャ]

 ラ・リーガで首位を走るバルセロナは5日、第20節で本拠地カンプ・ノウに13位セビージャを迎え、3-0で快勝を飾った。リーグ戦5連勝とし、11試合負けなし(10勝1分)。同日に他会場で敗れた2位レアル・マドリーとの勝ち点差を「8」に広げた。

 バルセロナは前半5分にキャプテンのMFセルヒオ・ブスケツが負傷退場するアクシデントに見舞われ、同8分にMFフランク・ケシエを投入。ボールを保持しながらスコアレスで折り返したものの、後半13分にそのケシエが仕事を果たした。

 DFアンドレアス・クリステンセンがペナルティエリア内中央に浮き球のパスを送り、ボールを収めたFWラフィーニャが近くのケシエにつなぐ。ケシエがキープから左方向へ巧みなスルーパスを出すと、外から走り込んでいたDFジョルディ・アルバが左足でシュート。GKヤシン・ブヌの守るゴールを破り、先制弾を奪った。

 後半25分には右サイドのDFジュール・クンデが前方のスペースにロングボールを供給し、走りながら受けたラフィーニャがボックス内の右へ。左足で中央へパスを入れると、ニアのFWロベルト・レバンドフスキには合わないが、ファーのMFガビが左足で押し込み、今季リーグ戦初ゴールを挙げた。

 さらに後半34分、MFフレンキー・デ・ヨングがペナルティエリア内左へロングパスを送り、J・アルバがトラップから左足で高速クロス。ラフィーニャが右足で蹴り込み、2戦連発となる今季4得点目を記録した。

 バルセロナはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを中心にクリーンシートを達成し、3-0で完勝。2位レアルとのポイント差を「8」に拡大し、首位の座を強固なものにした。

 クラブ公式サイトによると、過去に20試合を消化した時点で勝ち点8差以上をつけている首位チームが優勝を逃したことはないという。バルセロナも第20節終了時点でレアルに8ポイント差以上をつけた過去10回でラ・リーガ制覇を果たしている。

 クラブは「十分な余裕を蓄えることができたといえる」としつつ、「とはいえ、今年もそれが繰り返されるかどうかを知るには、まだ多くの試合が残されている」と気を引き締め、次節以降に視線を向けた。

●ラ・リーガ2022-23特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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