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久保建英のフル稼働に地元紙警鐘「オーバーロード寸前だ」ソシエダは半数以上が負傷持ち

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左太ももにテーピングを巻いてプレーしているMF久保建英

 MF久保建英所属のソシエダは5日、ラ・リーガ前節でバジャドリーに0-1で敗れ、8試合ぶりの黒星となった。上位陣が揃って勝ち点を落としたため、いまだ3位につけているが、地元メディア『エル・デスマルケ』は続発する負傷者を懸念している。

 6日に公開された記事では「ラ・レアルには負傷しているか、100%のコンディションではない身体的な問題を抱えている選手がチームの半数以上いる。現時点では25人中14人が問題を抱えている」と指摘。左ふくらはぎを痛めているMFダビド・シルバ、足首捻挫のDFアリツ・エルストンド、MFミケル・メリノらの名前を列挙した。

 また直近試合で出場している選手の名前もあり、前十字靭帯断裂から復帰したばかりで「彼のトップレベルに到達するためにはまだ長い道のりがあり、90分間は出場できない」というFWミケル・オヤルサバル、膝の問題で別メニュー練習が続くFWアレクサンデル・セルロート、足首に負傷を抱えながらプレーしているというMFイゴール・スベルディアの状態も明かされた。

 加えて久保の名前も並んでいる。久保は1月21日に行われた第18節ラージョ戦を左大腿四頭筋のトラブルで欠場したが、その後は同25日の国王杯バルセロナ戦で78分間プレー。同29日のレアル・マドリー戦で加入後初のフル出場を飾ると、前節バジャドリー戦でも90分間ピッチに立った。記事では「いまはプレーできているが、オーバーロード寸前だ」と警鐘を鳴らしている。

 バジャドリー戦ではチームが8試合ぶりの黒星を喫しながらも、積極的なシュートヘの姿勢によってリーグ公式のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれていた久保。地元紙の採点では「活動的で火花を散らし、バジャドリーの守備に危険をもたらした」としてチーム最高評価7点を与えられていたが、負傷の再発には不安がつきまとっているようだ。

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